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畳がみしみしいう原因と解決策!畳の状態を確認しよう

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畳がみしみしいう原因と解決策!畳の状態を確認しよう

畳がみしみしいう原因と解決策!畳の状態を確認しよう

2024/11/12

畳の「みしみし」とした音に悩んでいる方へ、今回の記事ではその原因と解決策を紹介しています。畳が音を立てる原因としては、素材の経年劣化や湿気、過重な負担などが考えられます。特に、畳の張替えや防音マットの使用といった対策を講じることで、多くの場合でその不快な音を軽減できます。また、畳を定期的に確認し、適切なケアと湿度管理を行うことで、畳の寿命を延ばすことにも繋がります。この記事を通して、畳の健康を保つための具体的な方法と、その理由を理解することができるでしょう。

 

畳がみしみし音を立てる原因

 

畳が「みしみし」と音を立てるのは、多くの家庭で共通の悩みです。この音の原因を正確に理解することは、適切な対策を講じるために非常に重要です。以下に、考えられる原因を詳しく説明します。

 

素材と経年劣化

畳は、伝統的な日本の床材であり、その素材にはい草やウレタン、合成樹脂などが使用されています。これらの素材は、時間の経過とともに経年劣化を起こしやすく、これが「みしみし」という音の一因となることがあります。古くなった畳の繊維が壊れると、摩擦が生じて音が出ることがあります。一般的に、畳の寿命は10年から15年と言われており、毎年表替えを行うことで少しでも長く状態を保つことが可能です。

 

湿気や乾燥による影響

日本の気候は四季があり、特に部屋の湿度は季節により変わります。畳は湿気に非常に敏感で、湿気が多い時期には膨張しやすく、逆に乾燥する冬場には収縮します。こうした調湿作用により、畳自体が変形し、それがしっかりと固定されていない場合には擦れ合って音が出ることがあります。定期的に湿度計を使用して、室内の湿度が40%から60%の範囲内に保つよう心がけることが重要です。

 

設置場所の問題

畳が設置されている床の構造が原因となることもあります。不安定な床板の上に畳が置かれていると、歩くたびに床の揺れや沈み込みが畳に伝わり、「みしみし」という音が発生します。特にリフォームなどで構造が変更された場合には、床の強度を専門家に確認してもらうと良いでしょう。

 

過重負担や頻繁な使用

畳の上に家具などの重い物を長期間乗せたり、頻繁に大勢の人がその上を歩いたりする場合、畳に過重負担がかかります。この過重負担により、内部の構造が劣化しやすくなり、結果として音が鳴ることがあります。家具の位置を定期的に変えるなどして、特定の部分に常に荷重がかからないようにすることが推奨されます。

 

原因 詳細
素材と経年劣化 古くなった畳の繊維が壊れる
湿気や乾燥による影響 湿気で膨張、乾燥で収縮する
設置場所の問題 不安定な床が原因
過重負担や頻繁な使用 重い家具や高頻度の使用で劣化

 

 

畳の状態を確認する方法

 

見た目の変化

畳の見た目の変化は、その劣化の度合いを知るための重要なサインです。まず注目すべきは畳表の色あせやつやの喪失です。時間の経過とともに畳は日光や摩耗によって色が褪せ、最初の美しいつやを失っていくことがあります。また、凹みや傷が増えてきた場合も、畳の内部にまで劣化が進行している可能性があります。

 

畳の劣化を視覚的に判断するためのチェックリストを活用すると便利です。以下の表に基づき、定期的に確認を行いましょう。

 

チェックポイント 状況
畳の表面の色あせ 有り / 無し
凹みや傷の有無 有り / 無し
畳縁のほつれや歪み 有り / 無し

 

これらはあくまで視覚的なチェックポイントで、細かな変化を見逃さないように注意が必要です。

 

触って確認する感触

視覚に頼るだけでなく触感で感じる違和感も、畳の状態確認には欠かせません。特に畳の表面に対する感触の変化が重要で、例えば表面が硬くなったり柔らかくなったりする場合、構造上の問題が発生しているかもしれません。また、ザラザラ感や密度の低下を感じる場合は、素材そのものが劣化している可能性があります。

 

日常的に使用する家具が残した圧迫痕も点検ポイントです。家具を動かした際に、普段の使用頻度が高い場所とそうでない場所の間に差があるかどうかをチェックすることで、畳の寿命を推測できます。

 

音を立てる箇所を特定する

畳がみしみしと音を立てる原因を明確にするために、音が発生する箇所を特定することはとても重要です。特定作業は、実際にその場所を歩いて音がするタイミングや場所を確認しながら行います。歩行によって音が発生する箇所が、特に特定の場所や線上に集中している場合、その部分に過度な負荷や摩耗が加わっているか、あるいは床下の構造自体に問題があることが考えられます。

さらに、音が一定のタイミングや力で発生するか、日常的な使用状況や天候によって変わるかどうかを観察することも、問題を特定する手助けとなります。この情報を基に、より具体的な修理やメンテナンスを行うことが可能になります。

 

畳みしみし音の解決策

 

畳から発生するみしみし音が気になる場合、その原因を特定し、適切な対策を実施することが重要です。この章では具体的な解決策を詳しく解説します。

 

正しいメンテナンス方法

畳の耐用年数を延ばし、音の発生を防ぐためには、定期的な掃除と適切なケアが必要です。週に一度の掃除機をかけることをおすすめします。箒での掃除は畳目に沿って行いましょう。特に湿気が多い時期には、畳用の専用クリーナーを使用して水拭きすることが効果的です。乾拭きも忘れずに。

 

畳の張替えや修理

緩んだり損傷した畳は、みしみし音を防ぐためには修理が必要です。畳の状態がひどい場合は、張替えを検討するのが良いでしょう。以下に、その具体的な方法を紹介します。

 

項目 修理内容
表物張替え 畳表(たたみおもて)の交換
芯材修理 畳床(たたみどこ)の補修

 

張替えのみならず、必要に応じて芯材の補修も行うことで、畳全体の耐用性を向上させます。

 

防音マットの活用

 

畳の下に防音マットを敷くことで、音を大幅に軽減できます。特に、マンションやアパートなどでの階下への音漏れが気になる場合には、簡易ながらも効果的な方法です。防音マットは、ホームセンターや楽天市場、アマゾンなどのオンラインショップで手軽に入手可能です。価格帯やサイズも多岐に渡るため、自宅の環境に最適なものを選びましょう。

 

定期的な空気の入れ替え

 

湿気が原因で畳が音を立てる場合、部屋の空気を定期的に入れ替えることが推奨されます。特に梅雨時期や湿度が高い時には、換気を心掛けましょう。窓を開けて風を通し、湿度調整を行うことで、畳の状態を良好に保ちます。加えて、湿度計を設置して室内の湿度を管理することも有効です。平均して40%から60%の湿度を維持することを目指してください。

 

畳の寿命を延ばすためのポイント

 

定期清掃とケア方法

畳を長持ちさせるためには、日常的なメンテナンスと適切な掃除が欠かせません。まず、ホウキや掃除機を使って畳表面を優しくなぞるように掃除し、畳の目に沿って丁寧にほこりを取り除きましょう。特に、縁や角の部分はほこりが溜まりやすいため、念入りに掃除を行うことが大切です。また、汚れがついてしまった場合には、少し湿らせた雑巾で軽く拭くことで清潔な状態をキープできます。さらに、月に一度は室内の風通しを良くし、畳を浴びる太陽光でリフレッシュさせると良いでしょう。

 

家具の配置を工夫する

畳の耐用年数を延ばすためには、家具の配置を適宜見直すことが重要です。重い家具を一箇所に長期間置くと、その場所だけが沈んでしまう場合があります。この問題を解決するためには、家具の位置を定期的に変更することで特定の部分への負担を軽減し、均等に荷重を分散させることが可能です。具体的には、3ヶ月から6ヶ月に一度の頻度で家具の配置を見直すことが推奨されます。これにより、畳の凹みを防ぎ、見た目や使用感を保つことができます。

 

適切な湿度管理

畳は主に自然素材で構成されており、これにより湿度管理が非常に重要になります。湿気が多い環境ではカビやダニが発生しやすく、逆に乾燥しすぎると畳が縮んでひび割れが生じることもあります。特に梅雨の時期や湿度の高い夏季には、除湿機やエアコンを活用し、室内の湿度を50%前後に保つよう心がけましょう。冬場にはヒーターと併用して加湿器を使用し、40%を下回らないようにすることが理想です。適切な湿度を維持することで、畳の質感や色合いを保持することができます。具体的には、毎日少なくとも15分間は窓を開けて空気を入れ替えるとよいでしょう。

 

ポイント 方法 効果
定期清掃とケア 畳を掃除機で丁寧に掃除し、定期的に風通しを良くする。 ほこりの蓄積を防ぎ、畳表面を清潔に保つ。
家具の配置を工夫 3〜6ヶ月に一度、家具の配置を変更する。 畳への局所的な負担を軽減。
適切な湿度管理 除湿機や加湿器を使用し、湿度を40%〜50%に保つ。 カビの発生防止と畳の品質維持。

 

まとめ

畳がみしみしと音を立てる原因は、素材の経年劣化や湿気、過重負担など様々です。しかし、適切なメンテナンスや環境管理によりその音を軽減し、畳の状態を長く保つことが可能です。具体的には、定期的な畳のチェックを行い、早めに修理を施すこと、さらに防音マットの活用や湿度管理が効果的です。また、畳の寿命を延ばすためには、定期的な清掃と家具配置の工夫が必要です。これらのポイントを踏まえ、畳を快適な状態に保ちましょう。

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